
Q) 第3期J-Win幹事長に就任されましたが、まずは活動を始められて感じたこと、メンバーへのメッセージをお聞かせください。
A) 不思議なことに、J-Winの幹事で集まった時に、なんだか初めて会った気がしなかったんです。もしかしたら、ずっと仕事をしてきて、同じような喜びや悩みを知っている女性同士だからかもしれません。そんな気心の知れた仲間たちと同じ目標を持って活動をしていくことを、私自身がとても楽しみにしています。自分の会社だけでは分からない情報や、別の視点から物を見る、まさしくダイバースな感覚を得られる最高の機会をみんなで共有し、活かしていきたいと思います。
じつは4月の定例会の直前、幹事の顔合わせの際に事務局から「J-Win活動は自己研鑽の場。幹事会が代表して活動を引っ張って行ってください」と伝えられた時には、正直心配も不安もありました。けれども、あいさつで登った壇上からメンバーのみなさんのお顔を拝見した時に、意欲的で真剣な表情をされていて、頼もしくてホッとしました。他の幹事も同じように感じたようです(笑)。
頼もしいみなさんを、さらに「あの人はJ-Winに参加して変わったね」と言われるようお手伝いしたいですし、そういうメンバーを見て次の代のメンバーが積極的に送り出されて…という風に、J-Winネットワークの厚みを増していけば、きっと世の中を変える力になると期待しています。そういった全体像を踏まえつつ、出会えた方一人ひとり、その活動や思いの1つ1つを大切にして行きたいと考えています。

Q) 後藤さんが勤めていらっしゃるベネッセ次世代育成研究所とは、どのような組織なのでしょうか?
A) いま、ベネッセには「ベネッセ教育研究開発センター」と「ベネッセ次世代育成研究所」の2つの研究所があります。研究所は福武書店だった時代、1980年代から存在しており、約400本の調査レポートを発表しています。当時はまだ企業規模が小さかったのですが、「子どもたちや教育の現状を把握し、専門家の知恵を集め、教育の中で忘れてはいけない原則を大切にして事業をしなくてはならない」という方針を打ち出して研究所を作ったのです。直接利益を生む部門ではありませんが、調査結果を発表することで社会に貢献し、同時に会社の進むべき方向性を示す重要な使命を持った部門と認識しています。
「ベネッセ教育研究開発センター」は小学校から大学までの教育分野を対象とし、2006年に設立した「ベネッセ次世代育成研究所」では、妊娠・出産・子育て、保育・幼児教育、子育て家庭のワークライフバランスなど、生活と仕事と教育が重なり合う分野を対象として調査研究をしています。
「ベネッセ次世代育成研究所」のスタッフは10名、その他に、社外で共同研究をしたり、研究にアドバイスをしてくださる大学の先生方もいらっしゃいます。そういう意味では、オフィスにいる人だけでなく、社内外のさまざまな人が関わり仕事をするネットワーク型の組織と言うことができると思います。また、非常勤顧問としてアドバイスをしてくださる先生は70代、80代ですが、週数回ご出社いただいて、ベテランならではの智恵をいただいて、研究をすすめています。10人のスタッフは全員女性で、小さな子どものお母さんも多いです、また、1996年にスタートした「チャイルド・リサーチサーチ・ネット」という研究サイトを日・英・中の3カ国語で展開しているのですが、中国語サイトは日・中バイリンガルの上海出身のスタッフが担当し、運営には中国からの留学生も関わっています。年齢・国籍・文化もいろいろで、小さいけれど、まさにダイバーシティな職場です。
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