加速度的に進展するグローバル化の潮流の中、日本企業がイノベーションを創出し、競争力を一層強化させていくための方策のひとつとして、「ダイバーシティ・マネジメント」の重要性が注目されています。ダイバーシティ・マネジメントは、国籍や性別・経歴・年齢等、異なる考え方から、新しいアイディアを見出し、環境の変化に即した革新的な企業経営の原動力とする経営戦略です。日本のビジネス環境において女性の社会進出は近年進んできているという評価もありますが、企業経営の中枢を担う女性は依然として少数にとどまっており、さらなる女性の登用による新たな視点が求められています。
こうした環境を背景として、2005年4月に、J-Winは任意団体の形で設立されました。以来多様なキャリアを持つ女性幹部および幹部候補社員の相互交流、相互研鑽の場として、業種、業容の枠を超えたコミュニティーを作ることを促すと同時に、日常の業務とは異なる角度で企業経営、社会、経済をみつめ、各々が果たすべき重要な役割を認識できる機会を提供することを目指した各種活動を展開してきました。
今回のNPO法人化は、これまでのネットワーキング活動の成果を受け継ぎながら、より中立的な立場から、企業のダイバーシティ推進への支援、更にはダイバーシティ関連リサーチの実施などを通じて社会全体への働きかけも強化していく目的で実施するものです。活動の中核となるのは、会員企業が選任した女性メンバーによるネットワーキング活動で、任意団体のときの活動と同様、定例会や勉強会、また合宿や海外研修などを通じての相互研鑽を目指します。
